「投資を始めたいけど、何から始めていいかわからない」
とお悩みになっていませんか?
そんな方のために、初心者でも始めやすいインデックス投資についてまとめてみました。
こんな方におすすめ
- 投資を始めたい
- 簡単に始められる投資を知りたい
- 専門的な知識がたくさん必要なのは無理
どうも、ロナえる夫です。
本記事では、
「初心者におすすめの簡単に始められるインデックス投資」
について紹介していきます。
こちらは、”我が家のインデックス投資(2020/11〜2021/8)1銘柄”の利益推移です。
10ヶ月程度で+6万円程度の利益となっています。
投資額に対して+16%の利益です。
こちらは始めたタイミングが良かったため、利率がだいぶ良い数値ですが、
月3万強の投資で老後(25年後以降)には2000万以上の資産形成も目指せます。
インデックス投資とは?
まず、インデックス投資は「老後の資産形成」にぴったりな投資手法です。
インデックス投資とは、
「インデックスと同じ値動きを目指して運用された投資信託やETFに投資する手法」
のことを指しています。
といわれると、「インデックスって何?」ってなりますよね。
ニュースの経済ニュースで、日経平均やダウ平均などをお聞きしたこともあるかもしれません。
これがインデックスです。
インデックスとは、市場の動きを示す指標のことです。
インデックスの代表例だと、
- 日本:日経平均・TOPIX
- アメリカ:ダウ平均・NASDAQ・S&P500
が有名です。
この指標は国営の団体が行なっているわけではなく、民間企業が独自基準に基づいて選んだ複数企業の株価から算出された数値です。
例えば、日経平均は「日本経済新聞社が東証1部から業種等のバランスを考慮して選んだ255社の平均株価」です。
この動きを見ることで日本の経済状況を把握することができます。
インデックスを取り扱うファンド(株を運用する企業)は、インデックスでピックアップされた企業の中でさらに企業をピックアップして株式を運用しています。
先程の日経平均のグラフを見てもらうとグラフは右肩上がりですね。
つまり、インデックスに選ばれている企業群に投資をすることで、このグラフと同じように資産も膨れ上がっていきます。
インデックス投資は
「経済の成長に期待した投資手法」
です。
また、上で紹介したのは主に国の経済指標でしたが、
農業指標のDBAやエネルギー指標のDBEなどもあります。
インデックス投資が初心者におすすめ理由:3選
とにかく簡単(技術・知識がいらない、手間もかからない)
インデックス投資では、
- 技術・知識がいらない
- 手間もかからない
やることは、
- 銘柄を選択
- 毎月自動で積立
以上です。
インデックス投資とは、プロに任せる投資です。
個人でもインデックスに合わせて投資はできますが、基本的にはプロにお金を渡して運用してもらいます。
インデックス投資の登場人物としては、「投資家」と「インデックスファンド」、「インデックスファンドが投資する株」となります。
「投資家」とは、お金の運用をお願いする我々のことです。
「インデックスファンド」は、投資家から受け取ったお金を「複数の株(ファンドによっては債券も)」に投資してくれます。
つまり、私たちはお金を払えばいい感じにプロが運用してくれるということです。
そして、プロが選ぶ基準が”インデックス”ということになります。
リスクを抑えられる(分散できる)
順位 | 銘柄名 | ティッカー |
---|---|---|
1 | Apple | AAPL |
2 | MicroSoft | MSFT |
3 | Amazon | AMZN |
4 | FB | |
5 | Alphabet C | GOOG |
6 | Alphabet A | GOOGL |
7 | バークシャー・ハサウェイ | BRK |
8 | JPモルガン | JPM |
9 | テスラ | TSLA |
10 | J&J | JNJ |
こちらは、S&P500の構成銘柄トップ10です。
S&P500は、アメリカの財務状況・売上が良い企業500社から構成されたインデックスです。
S&P500では、各株価の平均値ではなく、
Apple:5.5%
MicroSoft:5.0%
Amazon:4.3%
というように、銘柄によって寄与率が変わってきます。
最大でも5.5%なので、もしAppleが不正を起こして株価が大暴落しても大部分は安心ですね。
コツコツ貯めれる
こちらは、S&P500の価格推移です。
1992年ごろ、$500だったのが、
2017年ごろには、$4000
になり、25年で約8倍になりました。
これまでのS&P500を見ると、単年ではアップダウンがありますが、長期で平均的にみると、だいたい6、7%の成長率です。
毎月3万円を6%の成長率の株に30年投資した場合、
総額:3015万円
になります。
たった3万円だけれど、30年地道に積み立てているとこんなにも大きな額になります。
内訳はこちらのグラフの通りで、30年後は元本1080万円、運用収益1933.5万円になります。
30年3万円をただ積み立てるだけだと1080万円なので、3倍近く変わります。
金融庁の資産シミュレーションサイトでパーセントや投資額、投資機関を変えて投資後の資産を計算できるので、興味がある方は色々数値を変えてみてみてください。
もちろんデメリットも:3選
簡単だから退屈
インデックス投資は、お金を無心で積み立てるだけ。
投資を始めた当初は、証券会社の登録をしたり、銘柄を選んだりなど、少しやることがあります。
投資が始まってしまうと、積立自体は自動で行えるので、特にやることがありません。
反対に注意して欲しいのが、
「大暴落でパニックになり途中で売ってしまうこと」
です。
インデックス投資というのは、長い年月て積み立てていくことで力を発揮します。
長い投資の中では、リーマンショックやコロナショックのように大暴落してしばらく景気が悪い期間があります。
ただ、先程提示した平均利回り6、7%はそのような景気が悪い時期を含んだ数値なので、その分景気が良い期間もあり、最終的には6、7%の利回りとなります。
むしろ景気が悪いタイミングで売ってしまうと、マイナスになる可能性も
ローリターン
毎年の利回りが6、7%だと低いと感じる方もいるかもしれません。
しかし、比較的ローリスクでここまで高利回りなものは、投資の中ではなかなかありません。
何よりほとんど手間が掛からなくてこの数値なのは、すごくお買い得です!
不動産投資なんかはうまく行けばもっと利回りがよいようですが、購入時、運用時、売却時に多大な労力が必要となってきます。
投資だから元本割れのリスクはある
「マイナスになる可能性がある」という話がありましたが、投資で忘れてならないのが、
「投資は元本割れのリスクがある」
ということです。
「でも、ちゃんと積み立ててれば問題ないんでしょ?」
と思われるかもしれませんが、先程のグラフはあくまでの今までのグラフでこれからも同じ傾向になるとは限りません。
そうと聞いて、
「じゃあ、やっぱり投資はやらないほうがいいんじゃないか」
となってしまいますが、過去100年の状況を見て上がり続けているのも事実。
また、資本主義が続き、今後も物価が上昇していくことを考えると、今後も上昇していく可能性は高いと思います。
また、これは僕が考えているだけでなく、多く方がおっしゃっています。
詳しくこの辺の分析・考察を知りたい方はこちらの2冊がお勧めです。
インデックス投資の始め方
インデックス投資を始めるには次の2点の手続きが必要となってきます。
メモ
- 証券会社に登録
- インデックス株式を積み立てて購入
ここでは、詳しくは説明しませんが、おすすめの証券会社やインデックス株式を紹介します。
おすすめ証券会社
おすすめは、
- 楽天証券
- SBI証券
です。どちらもネット証券で、手数料が抑えられます。
楽天証券 | SBI証券 | ||
国内株式 取引手数料 | 10万円 | 99円 | 99円 |
50万円 | 275円 | 275円 | |
100万円 | 535円 | 535円 | |
米国株式 取引手数料 | 役定代金の0.495% | 役定代金の0.45% | |
投資信託本数 | 2701本 | 2680本 | |
取扱外国株 | 6ヵ国 | 9ヵ国 |
どちらもさほど変わらないですが、証券会社によって購入できる銘柄が異なってきます。
おすすめのインデックス株式
どちらもバンガードという世界最大級のファンドが運営しています。
インデックス投資は、基本的には同じインデックスに基づいて購入している場合、純粋な運用益はあまり大差がありません。
違いが出てくるのは売買や運用で出てくる手数料になります。
バンガード社が取り扱っている商品は他の手数料が他のファンドに比べて安いのが特徴です。
そのため、インデックス投資と言えばバンガード社といっても過言ではありません。
では、軽くおすすめ銘柄の紹介をします。
「VOO」は、何度か例に出てきたS&P500のインデックス商品です。
S&P500のインデックスファンドなので、S&P500と同じようなグラフの動きをしています。
ここでの、数値は基準価額を表しています。
基準価額とは、ファンドに運用を任せるお金の単位だと思ってもらえればOKです。
続いて「楽天VTI」は、全米株式インデックスという「アメリカ全ての株式までに範囲を伸ばしたインデックス」に沿って運用するインデックス商品です。
こちらのグラフは、楽天VTIの総資資産額と基準価額の推移です。
VOOよりも範囲が広い銘柄に投資している分、上昇が緩やかです。
こちらは「楽天証券」のみ購入します。
SBIVTIも楽天VTIと同じ指標を扱っており、ほとんど変わらない運用となっています。
違いとしては、SBIVTIの方が経費が安いので、楽天VTIよりSBIVTIの方が若干利益が大きいです。
ただ、楽天は「楽天経済圏」という包囲網を持っているので、楽天経済圏なら楽天VTI、そうでないならSBIVTIがよいと思います。
おすすめのインデックス株式の買い方
NISA口座やiDeCoを使った投資がおすすめです。
積み立て投資の敵は、「手数料」と「税金」。
そのうち、税金はNISA口座やiDeCoを軽減することができます。
両方とも国が推し進めている制度です。
金融庁 NISAの説明
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html
厚生労働省 iDeCoの説明
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/kyoshutsu/ideco.html
まとめ:インデックス投資で堅実に資産を増やしていきましょう
今回は、インデックス投資について紹介しました。
始めるのも運用するのも簡単にできるので、投資初心者にぴったりな投資方法です。
初心者にピッタリと言いましたが、多くの玄人投資家もインデックス投資をコアにして、他の投資を行っていたりします。
少額でもいいのでまずは始めてみるのをオススメします。
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