病院が教えてくれない、入院時に持参するべきもの5選

こんにちは。最近、子宮内膜症性チョコレート嚢胞の摘出手術で5泊6日の入院生活を送った、妻です。

腹腔鏡手術だったため回復も速く、手術から24時間後には立って歩きま回れるほど身体の自由が効きました。

腹腔鏡手術特有の、気腹痛という、(私の場合は)みぞおちが圧迫されるような痛みはあったものの、しばらく同じ体勢でじっとしていれば痛みは消えました。

今回初めて、入院時に痛み以外で戦わねばならない相手は 暇な時間 と知りました。

本投稿では、入院の際にあると良いと感じたもの・持参して正解だったと感じたものをご紹介します。

そもそも病床周りで自由に使えるものって何?

私の場合、5泊6日の入院が予定されており、病室は一番値段の安い6人相部屋を希望しました。(6人部屋<4人部屋<2人部屋<個室の順に入院費が上がっていきます💦)

カーテンで仕切られた、シングルベッドx2くらいのスペースが割り当てられ、ここが6日間の自分の城となります。

この病院で自由に使えたのは、病床・棚・パイプ椅子x1・ベッド頭側の壁にランプ・ゴミ箱・ロッカー(コートなど掛けられる縦長の大きさのもの)、以上です。

棚に設置されていたのは、

・小型テレビ*

・小型冷蔵庫*(500mLペットボトルx3本くらい入るサイズ)

・鍵付きの貴重品入れ

・書類等を入れられる引き出し

・引き出し式テーブル

・引き出し式タオル掛け

*テレビ・冷蔵庫は売店でカードを購入&チャージして、時間単位で利用できる形式です。

6人部屋の入口近くには、鏡付き洗面台・ハンドソープ・ペーパータオル。

トイレ・シャワーは病棟全体で共用です。

病院はホテルではないので、アメニティはありません。持参するか、入院後は院内の売店で購入するしかありません。

持参するものリストは病院が事前に教えてくれる

歯ブラシ・タオル・ティッシュなど、入院時に基本的に必要になるもの且つ患者自身で用意する必要があるものについては、事前に病院から渡される「入院のしおり」に記載されているので、その通りに準備をすれば問題ありません。

今回病院から指示された持ち物リストの中で、私が驚いたアイテムは…

箸🥢・スプーン🥄・フォーク です。

同じ病室でも患者ごとに食事内容が異なり、食器類をその都度対応させるのが手間になるからかもしれませんね。

入院初日は、箸の万能さに(スプーン・フォークいらなかったんじゃないか…?)と思いましたが、術後の流動食でお粥が出されたときには(スプーン持ってきて正解だったー!)と一人で喜びました。

孤独。笑

忘れてしまったアイテムは、すべて売店で購入することが可能です。ベッドを離れられない場合には看護師さんにお使いを頼むこともできます。

ただし、この病院の売店の場合は、すべての商品が コンビニ価格+1割 の値段設定でした!!

地味な出費になるので、自宅から持参できるものは持参したほうがよさそうです。

コロナ禍でなければ、お見舞いに来てくれる家族や友人に頼むこともできますね。

また、タオルなどは家にある一番古いものを敢えて持っていき、退院時に捨てて荷物を減らして帰るというのもありかと思います。

なお、捨てても良いタオル=雑巾へ降格寸前のタオルは、使用するたびにテンションが下がりますが悪しからず(経験談)。

病院は教えてくれなかったけど、持参して正解だったもの・持参せずに後悔したもの

第5位:読書灯

病棟の消灯時間は夜9時です。

体調が悪い・痛みや発熱があるなどの術後のダメージがある場合は、とにかく安静に・眠りにつくことに集中することが大切ですが、この戦いが終わってしまえば平穏な夜が続きます。

普段の生活の中で夜9時に寝ることがほとんどなかった私にとっては長くて暇な夜です。

ベッドの頭側の壁にランプが設置されていたのおり、入院初日の夜にこれを灯して小説を読みながら過ごしていたのですが…

相部屋患者さんたちとはカーテン1枚で区切られているだけです。

消灯時間を過ぎて煌々と光をと灯していると、注意されてしまいます。

調光できる小型のライト・読書灯を持参するべきだったと後悔しました!

第4位:足置きマット(タオル)

術後の安静期間とはいえ、さすがに24時間ベッドの上で過ごすのはくたびれます。

ベッドの隅に腰かけてみたり

パイプ椅子に腰かけてみたり

ちょっと立ち上がって背伸びをしてみたり

動ける範囲で身体を動かしたい気持ちになります。

これが自宅であれば何も気になることはないのですが・・・

入院中、病院内は土足です。

ちょっと足を床におろそうかな、というたびに靴を履くというのはなかなか面倒です。

また、スリッパやクロックスは転倒の危険があるため禁止されています。

そんなとき、足置きマットがあると、裸足のままベッドそばで過ごしやすくなるので、おすすめです。

私は古いタオルで代用して過ごし、退院時は捨てて帰りました。

第3位:お好みの暇つぶしアイテム

腹腔鏡手術は自分でも驚くほど回復が早く、術後24時間を乗り切ってしまえば、残りの入院期間はとにかく暇です。

スマホを眺める時間も当然長くあり、FB→インスタ→ツイッターの交代制で粘る時間も確かにありました。

が、一日中更新ボタンを押し続けているユーザーを相手にすると、どんなに更新・投稿頻度の高いインフルエンサーでもさすがに太刀打ちできません。

私が持参したのは、小説2冊とカラーコーディネート3級のテキスト(興味本位で買ってみました)でした。

マクラメ作品を作る時間に充てようかなとも思いましたが、ロープやビーズなどこまごました荷物が増えそうだったので見送りました。

相部屋患者さんは、ひたすらテレビを見ている方や、数独パズルに熱中する方、ひたすら昼寝をする方など思い思いに過ごしているようでした。

見溜めていた動画の消費に時間を費やすのもありですね。

ただ病院内に無料Wifiは飛んでませんので、通信量にはご注意くださいね。

なお私が滞在した病院では売店でポケットWifiのレンタルも行っていました。

スマホやタブレットを見る時間が増えるだろうな・・・と思う方は、事前に病院に確認しておくことをお勧めします。

第2位:ノイズキャンセリング付きイヤホン

ノイズキャンセリング機能の付いたイヤホンは、耳栓替わりにもなり、持参して大正解でした!

病院の夜は、いろんな音であふれています。

看護師が廊下を歩く音、医療装置などの機械音、相部屋患者のいびき…

ここまではまだ想定の範囲でしたが・・・

相部屋患者の中には、目の手術を行ったばかりの高齢者がいました。

転倒の危険があるためトイレのたびに看護師を呼び出し付き添ってもらっていたのですが、痴呆もあり声のボリュームが調整効かないご様子で、

看護師が来るたびに大声で「トイレ行きたい!」とか「明日退院かしら!?」とか「これ(眼帯)はいつになったら外してよいの!?」とか…

これが昼夜問わず20分おきに繰り返されます・・・汗

時空がループしたのかと思えてきましたが、看護師や介護を行っている方と比べたら私の感じたものなんて大したことありませんね。

一番びっくりしたのは、認知症らしき高齢患者が、深夜2時に廊下で大声で怒鳴り散らし始めた時です。

看護師やスタッフが数名がかりで対応にあたり、優しく声をかけて宥めていたのですが、当の本人は混乱の渦からなかなか抜け出せない様子で…

記憶が定かでなくなってしまうのは、きっと怖くて不安だろうなと、患者側に同調して少しつらい気持ちになりました。

といった感じで、とにかく病院の夜は普段聞きなれない音であふれています。

耳も心も穏やかに過ごしたい方は、ノイズキャンセル機能に優れたイヤホンやヘッドホンを持参されることをお勧めします。

第1位:アイマスク

たとえ21時消灯だったとしても、日に日に寝不足が積もっていくのが、病院という場所。

創部の痛みや体調の悪さ、いつもと違うベッド・布団・枕、聞きなれない音のため、どうしても寝つきが悪くなります。

自然と睡魔がやってきたときには、睡魔に身を委ねて、寝れるときにしっかり寝ておきたいものです。

そこで大大大活躍するのが、アイマスクです!

光を遮断して、真昼間でも深い眠りにつくのには手放せないアイテムです。

短時間でも深い眠りに付けるので、早い回復に貢献してくれるはず。

普段アイマスクを使わない方は、入院する少し前に購入して、慣らしてから入院に挑むとよいかもしれません。

まとめ

私がおすすめする、入院時(チョコレート嚢胞・腹腔鏡手術)に持参するべきアイテムは、次の通りです。

  • 読書灯
  • 足置きマット(タオルでも可)
  • お好みの暇つぶしアイテム
  • イヤホン
  • アイマスク

これさえあれば、6人相部屋でも、快適で回復の早い入院生活を送れるはず!

同じ内容の入院予定がある方のご参考になると幸いです。

私は〇〇を持参して正解だった!と思ったものがあればぜひコメントください(^^♪

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