観葉植物のある暮らし(3)

2021年6月24日

こんにちは。少し前に、俳優の満島真之介さんが家中にある観葉植物になりふり構わず霧吹きをしている様子がテレビで映っていたのを見て、初めて葉水(はみず)について知った、妻です。

葉水(はみず)とは植物の葉っぱや茎に霧吹きをすることです。

葉水をすることで、葉の表面についた埃などの汚れを落として光合成を促したり、周りの湿度を上げて乾燥を防いだり、乾燥時に発生する病害虫を防いだりできます。

熱帯植物の場合、葉から水を吸収するものもあるようで、灌水と葉水を上手に組み合わせると、植物を元気に維持することができます。

今回ご紹介するのは、カトレアちゃんです。

葉水をしたので水滴がついてます

最近は外気温も暖かくなってきたので、少しでも日光に当たる時間を長くできればと思い、朝も夜もずっと外で過ごしています。

実はこのカトレアちゃん、もともとはインビトロプラント=試験管内の培地で育ってきた子なのです!

12〜3年ほど前に、東京農業大学の学祭【収穫祭】にて母が何かのおまけに貰ってきたのが始まりでした。

試験管の中には培地と小さなカトレアの芽があるだけで、コルク栓がしてありました。

育て方を学生に尋ねると、『日光があたる窓際に置いておくだけでokです。培地に十分に栄養がありますし、試験管内で水分や酸素の循環が完結するので水やりも栓を外す必要もありません。』とのこと。

本当に放置で大丈夫なのかしら…と不安になりながらも、試験管内にカビが生えるとか植物体が溶けてなくなってしまうとかそんな様子もなく。。。

かと言って、劇的にスクスクと大きくなったかというと、そういうこともなく。。

ゆっくりゆっくり

時間をかけて

なんと10年間も試験管の中のまま窓際に鎮座し続けた結果

コルク栓を突き破るほどに、ぎちぎちになるまで成長!

ついに試験管を卒業し、鉢に植え替えられ…

そこからさらに3年後…

美しいピンクの花を咲かせたのです!!!

実家で着々と成長を続け、株分けされ,昨年春に私の元にやってきたのが冒頭でご紹介したカトレアちゃんです。

新芽も続々と出てきてますので、母が成功させたように、いつかこの子も花を咲かせてくれることを楽しみにしています♪

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